<08年春夏パリ・オートクチュールコレクション>ステファン・ローラン、新作を発表

最近のオートクチュールはおとなしくなっているような気がしてなりません。記事にならないコレクションもあるのでしょうが、21世紀のコレクションは19世紀のデザインに戻っているのでしょうか。
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20世紀初頭までパリには多くの高級仕立て店が乱立しており、「オートクチュール」の規格も曖昧であった。イギリスからやってきたデザイナーのシャルル・フレデリック・ウォルトがこれらの高級仕立て店をシャンブル・サンディカ(パリ・オートクチュール協会) 組織化した。 

 シャンブル・サンディカの設立により、それまで顧客の一方的な注文や、ある程度の規格の中から顧客が好みのデザインを指定して作ったり、デザイナーが客の希望を聞きながらデザインする服作りが、デザイナーがデザインしたものを顧客の体に合わせて仕立てて売るという『デザイナー主導』になり、顧客にとって「デザインを買う」=「芸術作品を買う」ということになった。単なるオーダーとの違いや芸術性から、デザイナーの社会的、芸術的地位が大いに高まった。一部の仕立て店はスカート丈や袖丈にいたるまで少しのデザイン変更も許さないと言われている。

 シャンブル・サンディカは、コレクション後に大量に溢れるコピー品にも対応し、新聞や雑誌へ公開まで期限の条件をつけたり、取材するメディアが全ての店を取材できるようにコレクションのスケジュール化を行い、海外メディアへのアピールにも大いに貢献している。