パワフルな熟女たちを夢中にさせている若手デザイナーがいる。イギリスはグラスゴー出身のクリストファー・ケインだ。23歳のケインが脚光を浴びたのは、2006年2月のロンドン・ファッションウィークで。フィナーレを飾る若い才能が競い合うセントラル・マーチン校のショウで最優秀賞に輝いた。>>続きを読む
超タイトで超ショート、ストレッチ素材のレースやクリスタル・メッシュを多用した彼のセクシーなコレクションは、最盛期のジャンニ・ヴェルサーチを彷彿とさせるもの。そう、ケインに熱い視線を注いだのはほかでもない、兄ジャンニの跡を継いだドナテッラ・ヴェルサーチだ。ケインの受賞後、ドナテッラは彼と交渉を開始。ミラノ・ファッションウィークには現地に招き、自分のショウとパーティに出席させている。
2人のコラボレーションを目にする日は遠くない。ケインはヴェルサーチから素材提供を受けて、9月のロンドン・ファッションウィークでデビューする。「ヴェルサーチの遺産に関われることをうれしく思うし、ドナテッラのために仕事ができるなんて夢のようだ」とケインは言う。「でも、まずは僕自身のブランドを確立させることで意見が一致している。彼女と働けば、デザイナーとしての能力と競争力を磨けるのはまちがいない」。
ドナテッラに続くのは、『VOGUE USA』のアナ・ウィンター編集長。ロンドン・ファッションウィークのセントラル・マーチン校のショウが終わってから数時間のうちに、ケインと話し込んでいる。「キャリアのこんなにも早くから支援者が現れるなんて、われながら驚いてしまうよ。彼女たちは僕に勇気と刺激を与えてくれる」とケインは言う。
クリストファー、あなたはラッキーすぎる!
